注射で花粉症は治るの？

毎年の悩みのタネとなった花粉症ですが、皆さんはどのような対策を行っているのでしょうか？

ドラッグストアで販売されている花粉症対策薬などを使って、緩和ケアをおこなったり、民間療法を試してみたり。

それによって症状が緩和されれば問題ないのですが、全く改善の兆しが見えないのであれば、専門のクリニックで治療を始めてみてはどうでしょうか？

なかなか治らないと言われている花粉症ですが、注射をすることによって花粉症に関連する鼻水や鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー反応を抑えることができるのです。

花粉症注射といわれるものを専門の病院やクリニックでやってもらうと、花粉症の辛い症状を和らげる、もしくは治すことができます。

1回の治療で完治させるというのは正直難しいようですが、1回の注射でワンシーズン症状を抑える効果が持続するので、花粉症で苦しめられている人にとっては、かなり耳寄りな話だと思います。

花粉症治療に使う注射にはいくつか種類があります。

人によって効果のあるものや効果がないものもありますので、通院しながら医師と相談して体質に合うものに切り替えていくことになります。

最近行われている治療法には、アレルゲンを少しだけ体内に注射していき、体が慣れる習性を利用した治療法があります。

これをアレルギー物質注射といい、根本的なアレルギー反応の治療に効果的な方法だといわれています。

この方法に近いものとして、ヒスタグロビン注射というものもあります。

これは、体内にヒスタグロビンという成分を注射することで、ヒスタミン抗体を作ります。

花粉症の原因となるヒスタミンに対して耐性をつくることで、アレルギー反応を抑えることができるというものです。

他にはステロイド花粉症注射というものもあります。

1本打てば3か月以上効果が持続し、花粉症の症状に悩まされなくなります。

例えば先ほど説明したステロイド花粉症注射は効果が高い分、副作用のリスクがあります。

副作用の内容には、免疫の低下や副腎機能不全、肝機能障害などステロイド特有の危険な副作用リスクがあるため、現在ではあまりすすめられていないようです。

基本的には、耳鼻科で注射をおこなっているようですが、内科でも花粉症の治療を行っています。

ですので、近くに耳鼻科が無い場合は、内科にいって医師に花粉症について相談すればいいです。

良い治療法を提案してくれるでしょう。